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2022.05.29 庵野秀明展
きょう、旭屋でフィギュア王の今月号を見たら、
シン・ウルトラマン特集でした。
そこでハルカスで開催中の庵野秀明展が紹介されていて、
ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンのスーツが
展示されている写真が載っていました。

それを見て、美術館に電話して「写真撮れますか?」
大丈夫です、とのことだったので、
その足であべのハルカス美術館へ。

個人的に、物心ついた頃からウルトラマンが好きで、
TV放映された作品はほとんど見ています。
(見てないのはタロウの最後のほう、レオ、ザ・ウルトラマン、
エイティ、ダイナのほとんど(最初の数回以外)くらいです。)

「帰ってきたウルトラマン」はちょうど小学校に上がったときに
放映開始だったこともあり、特に思い入れが深い作品です。
いわゆる2期で、金城哲夫氏が噛んでいないこともあり
かつては評価が低かったのですが、
本格的なストーリーなどにより近年再評価されつつあるのは
よろこばしい限りです(^^)。

ほかでは、最初のウルトラマンは、
旧体制で唯一ちゃんと子供目線で作られていた良作だと思いますし
(そういう意味では、帰ってきたウルトラマンは、
 そのあたりの配慮が全くと言っていいくらい感じられない
 ウルトラマン史上最悪の作品だったりします(^^;。)
ティガとガイアには年甲斐もなく熱中しました(^^;。
マックスも最初のウルトラマンに通じるユーモアやバランス感覚を感じる佳作です。

いわゆるニュージェネでは、
ギンガSのビクトリー(というかショウ)が主役のギンガ(というかヒカル)を
喰ってしまうくらいかっこよかったし、
エックスの怪獣との共存、タイガの宇宙人との共存も好印象です。
ニュージェネのよいところは、きちんと子供目線を意識して作品を作っていて、
大人も子供も楽しめる作品に仕上がっているところです。
「レギュラーに子供でも出しとけば…」
「子供が面白がるようなコミカルな作戦でも立てとけば…」
的なぞんざいな制作姿勢が目に付いた旧体制とはおおちがいです。

ま、その分ニュージェネは、
深みに乏しいきらいがなきにしもあらずなのですが、
子供の見る時間帯に放映する番組は、
やはり子供への配慮を優先すべきで、
作り手が創作欲を満たそうとするあまり、
子供への配慮が置いてきぼりになるような作品は、
ウルトラセブンXやULTRAMANのように
深夜枠やOVAなどの別枠でリリースすべきでしょう。

というわけで、タロウの終わりごろ(小3の冬休みくらい)に
一度はウルトラマンを”卒業”しかけたものの、
大学の頃にぶり返し(^^;
(確かウルトラマン氷河期の頃に「ウルトラマン物語」という、
 タロウの成長物語の新作映画が出て、
 それをこそっと(^^;見に行ったのがきっかけだったような。)
以来現在に至っています。
(ダイナのころにも機会はあったのですが、
 つぎのガイアがよかったのでチャンス?を逃しました(^^;。
 ちょうどその頃結婚式の披露宴で、
 叔母に子供の頃怪獣博士だったことを暴露されたのをきっかけに
 カミングアウト(^^;したことも大きいかと。)

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というわけで、初代・新マンのスーツを拝みに庵野秀明展に。
とは言え、ちょっと前にBSでエヴァをやってたので、
一応それくらいは見たのですが、
全体的な印象はよかったものの、最後のほうがよくわかりませんでした(^^;。

エヴァは、TVシリーズが放映されてた頃から話題になってたのでその頃から知っていて、
いつか見たいと思ってたら、ちょっと前に映画のプロモーションで
TVシリーズが放映されたので見てみました。
ガンダム(最初の)は学生の頃に見て、個人的にあまり合わなかったので、
これはどうなんだろう、という感じでした。
あと、主人公の碇シンジのキャラが帰ってきたウルトラマンの郷秀樹
(ウルトラマンに変身する人は優等生タイプが多いなか、
1,2を争うくらいエキセントリックな性格です。)に影響を受けた、とは聞いていたので、
どんな感じなんだろう、という興味もありました。
感想としては、能力を持つことで悩み苦しむところは似通っていますが、
自らの能力を周囲に明かせずに、周囲の無理解との板挟みに悩み苦しむ郷秀樹、
自らが選ばれし者であること自体に「なぜ自分が…。」と悩み苦しむ碇シンジと、
その中身はそれぞれであるように感じました。

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入ってすぐのコーナーにウルトラマンのスーツは展示されていました。
庵野氏が影響を受けた特撮のミニチュアや模型などを展示するコーナーです。

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向かって右がウルトラマン、左が帰ってきたウルトラマンです。

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ウルトラマンのスーツアクターは古谷敏。
展示ではわかりませんが、中腰のファイティングポーズが印象的でした。
ウルトラセブンにもアマギ隊員役で出演しています。

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ウルトラマンのマスクは2度改良され、
これは最終形のいわゆるCタイプです。
口を動かすので継ぎ目を目立たなくするために全体にラテックスを貼ったのがAタイプ、
口を動かさないことになったので継ぎ目がなくなり、
ラテックスを貼るのをやめたのが細面のBタイプ、
そして、おそらく造形上の理由で再度作り直されたのがこのCタイプです。
ふつうにウルトラマンといえば思い浮かぶのがCタイプだろうし、
いちばんバランスが取れた整った顔立ちのような気がします。

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帰ってきたウルトラマンのスーツアクターは菊池英一。
スマートでかっこいいのですが、よくピンチに陥りました(^^;。
夕陽をバックに戦う姿が映像的に美しかったです。

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帰ってきたウルトラマンのマスクは、
ウルトラマンのCタイプから型取りして作られたそうですが、
微妙に形が異なります。
個人的にはこの顔が結構好みだったりします(^^)。
ちなみに、Aやタロウに客演したときの
ウルトラマンやゾフィーはみんなこの顔でした(^^;。

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つぎのコーナーでは、
庵野氏のアマチュア時代の自作映画を流していました。
「ウルトラマン」とこの「帰ってきたウルトラマン」は特撮で、
顔はそのままでしたが結構な力作でした。
特撮のほかにアニメも何本か流していました。

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このあたりからしばらくアニメコーナー。
ナウシカで巨神兵が火を噴くシーンも庵野氏だそうです。
知らなかった(^^;。

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ナディアは名前くらいは知っていましたが、
庵野氏だということはすっかり忘れていました(^^;。

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そしてエヴァンゲリオン。
TVと映画が紹介されていました。

そのあとしばらく模索期の作品紹介のあと、
シン・ゴジラのコーナー、そしてシン・ウルトラマンのコーナーへと続きます。
ちなみに、シン・ウルトラマンのコーナーのとなりには、
来年公開予定のシン・仮面ライダーのコーナーもありました。

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映画のポスターです。

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成田亨氏の描いたウルトラマンのデザイン画(複製)です。
庵野氏はこれをCGで忠実に再現したとのことです。

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シン・ウルトラマンの初期に解禁されたビジュアル画像です。
成田氏のデザイン画通りカラータイマーがありませんね。

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撮影に用いたフィギュアや小物です。

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最後のコーナーは撮影スポット。
シン・ウルトラマン、シン・ゴジラ。シン・仮面ライダーの
シン・特撮三部作(?)のフィギュアが並んでいました。

展覧会としては、内容が盛りだくさんなので、
真剣に見出すと半日から丸1日かかりそうな感じでした。
正直、もっとじっくり見たかったような気もします。

DSC07636.jpg
出口のミュージアムショップにガシャポンが置いてあったので。
けっこうよくできていますね(^^)。

>>(そういう意味では、帰ってきたウルトラマンは、
>> そのあたりの配慮が全くと言っていいくらい感じられない
>> ウルトラマン史上最悪の作品だったりします(^^;。)

↑もっとひどいのがありました(^^;。ネクサス。
これは、子供番組の時間帯である朝早くからサイコドラマを繰り広げた、
正規の時間帯に放映するウルトラマンとして史上最悪の作品で、
とりわけ1クール目は大人の私が見ていても気分が悪くなるほどでした。
ネクサスはほかにも、
・コストダウンのため4回に1体しか怪獣を倒さないので
 冗漫なストーリー展開になりカタルシスに乏しかった。
・コストダウンのため壊されるセットを極力少なくするため
 異空間(荒涼とした岩場のような感じのセットで、
 戦ってぶつかっても壊れるものがない。)で怪獣と戦う設定としたため、
 絵面が単調となり、特撮映像としての魅力に欠けた。
などいろいろあって、1年の予定が3クールで打ち切りとなりました。
(そのこともあり、後番組のマックスは原点回帰の佳作となりました(^^)。)
ほかにも、ウルトラマンになる人がクールごとに替わっていくなど、
アイデア自体にはいろいろ面白いものがあったので、
盛りだくさんの新企画をうまく昇華しきれなかったことが残念です。

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