fc2ブログ
00005118.jpg
中之島美術館で開催中のテート美術館展につきあいで行ってきました。
サブタイトルに「光 - ターナー、印象派から現代へ」とあるとおり、
ターナーと彼に啓発された印象派から現代アートへの流れが印象的でした。
前史的に宗教画っぽいのも展示してありましたが、
個人的に苦手なのでパス(^^;。

00005031.jpg
というわけで、
ターナー「湖に沈む夕日」です。
幻想的な光と影が織りなす光景が印象的ですね。

00005037t.jpg
それに続く印象派。
ジョン・コンスタブル「ハリッジ灯台」です。
個人的に、風景画は、
むずかしいことを考えずに素直に見れるので好みのジャンルです(^^)。

00005043t.jpg
ジョン・リネル「風景(風車)」です。
ちょっと劇的な雰囲気ですね。

00005046.jpg
ジョン・エヴァレット・ミレイ「露に濡れたハリエニシダ」です。
「オフィーリア」が来なかったのは残念、という声もちらほら(^^;。

00005048.jpg
シスレー「春の小さな草地」です。
春らしいさわやかな光景ですね。

00005054t.jpg
モネ「ポール=ヴィレのセーヌ川」です。
モネにしてはちょっと物足りないような気も(^^;。

00005057.jpg
ジョン・ブレッド「ドーセットシャ―の崖から見るイギリス海峡」です。
ちょっと神秘的というか、天界から啓示が降りてきそうな雰囲気がありますね。

00005061.jpg
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー
「ペールオレンジと緑の黄昏-バルパライソ」です。
幻想的な、雰囲気のある描写ですね。

00005063.jpg
アルマン・ギヨマン「モレ=シュル=ロワン」です。
色彩鮮やかな描写が目を引きますね。

00005066t.jpg
カミーユ・ピサロ「水先案内人がいる桟橋、ル・アーヴル、朝、霞がかった曇天」です。
細かいところまで丁寧に描かれています。

00005069.jpg
ウィリアム・ローゼンスタイン「母と子」です。
人物画ですが、なんとなく雰囲気がよかったので。

00005092.jpg
ジョン・ヤング=ハンター「私の妻の庭」です。
これもなんとなくきれいだったので。

00005079.jpg
現代アートは動きのあるものが印象的でした。
ピーター・セッジリ「カラーサイクルⅢ」です。

00005080.jpg
しばらく見ていると、だんだん色が変わっていきます。

00005082.jpg
こういう動きのある表現は見ていて楽しいものがありますね(^^)。

00005088.jpg
オラファ―・エリアソン「星くずの素粒子」です。

00005086.jpg
ミラーボールのようなものが回って、壁に映し出される模様が刻々と変化していきます。

00005110.jpg
スティーヴン・ウィラッツ「ヴィジュアル・フィールド・オートマティック No.1」です。

00005111.jpg
光る場所がいろいろ変わるので、その変化が楽しめます。

全般的に、素人でも見やすいジャンルの作品が多かったし、
バラエティに富んでいていろいろ楽しめました(^^)。
撮っていい作品が多かったのも○。
ただ、人がそれなりに多かったので、
シャッターチャンスを狙うのに結構気を遣って、
結果、作品鑑賞にあまり集中できなかった気も(^^;。
いっぱい撮れるのもよしあし、といったところでしょうか。
ま、空いてればどっちも存分に満喫できるんでしょうけど…(^^;。
スポンサーサイト



00003675.jpg
きのう、兵庫県立美術館で開催中の
ゴッホ・アライブにつきあいで行ってきました。

00003542.jpg
行ってみると長蛇の列。
並びはじめたときは「90分待ち」とのことでしたが、
結局30分ぐらいで入れました(^^)。

00003554.jpg
実際に体験するまではどんな内容なのか知りませんでしたが、

00003564.jpg
わかりやすく言えば、
360度、全方位に展開された数多くの高精細スクリーンに、

00003599.jpg
ゴッホの作品がつぎつぎと映し出される、

00003647.jpg
40分ほどの映像ショーでした。

00003596.jpg
単に作品を映し出すだけではなく、アーモンドの花吹雪が舞う様子や、

00003642.jpg
水面に揺れる街灯りなど、
CGで動きを加えるなどして作品に彩りを添えていました。

個人的には、映像がきれいなので結構気に入りました(^^)。
ただ、映像がつぎつぎに変わるので落ち着いて鑑賞できない点と、
本物の画を直接見るわけではないので、
筆遣いなどが感じられないところが気になりました。
あと、たくさんの人が立ち見して、画像がちゃんと見えないので、
定員制にして簡単な椅子に座って見るようにしたほうがいいかもしれません。
いずれにしろ、こういう絵画と映像の融合の新たな試みが、
今後どのように展開していくのか興味深いものがありますね。
00002438.jpg
きのう、つきあいで中之島の国立国際美術館に行ってきました。

00002426.jpg
今回は全108作品のほとんどが撮影可能です(^^)。
さすがに全部撮るのはしんどいので(^^;、
個人的に気に入った作品を何点か撮ってきました。

00002393.jpg
ピカソの「ジャウメ・サバルテスの肖像」です。
写実的に描いてもやっぱりすごいですね(^^)。
というより、天才だけに、
写実的描写という手法そのもの自体に
限界を感じて抽象に走った、ということでしょうか。

00002395.jpg
クレーの「朱色のアクセントのある方形の抽象的な色彩調和」です。
クレーは感覚的に目にここちよいものを何点か選んで撮りました。

00002397.jpg
「平面の建築」です。
色合いがとてもきれいですね。

00002400.jpg
「青の風景」です。
タイトルどおり、青の美しさが印象的です。

00002402.jpg
「夢の都市」です。
これもタイトルどおりというか、色彩的な美しさというよりは、
幻想的な雰囲気が気に入りました(^^)。

00002404.jpg
「子供の遊び」です。
りくつ抜きにおもしろいと思ったので。

00002406.jpg
マティスの「植物的要素」です。
マティスは晩年、目を悪くして切り絵に取り組むようになったそうです。
それにしてもセンスが秀逸ですね。

00002408.jpg
「雑誌『ヴェルヴ』第4巻13号の表紙図案」です。
曲線がどことなくユーモラスですね。

00002410.jpg
「ドラゴン」です。
ユーモラスな曲線と色彩のコントラストが光ります。

00002415.jpg
「パリ、ベルクグリューン画廊の展覧会(1953年)のためのポスター図案」です。
手先はそんなに器用じゃなくても(たぶん(^^;)、
造形のセンスや色彩感覚でここまでの作品にまとめあげられるってのは
やっぱりたいしたもんですね(^^)。

マティスでは、あと、「シルフィード」という作品も気に入りましたが、
個人蔵のため残念ながら撮影できませんでした(TT)。

00002412.jpg
ピカソ「本を読む女」です。
キュビズムの作品は何作品か展示されていましたが、
そのなかではこの作品がシンプルで気に入りました。

00002419.jpg
「タンバリンを持つ女」です。
エロティシズムの一語に尽きます。

00002421.jpg
ジャコメッティの「広場Ⅱ」です。
針金のような人が何人か立っているだけですが、
どことなく惹かれる作品です。

00002423.jpg
「ヴェネツィアの女Ⅳ」です。
これも、どうしてかはよくわかりませんが、
どことなく惹かれるものがありますね。

というわけで、全体としては、
とびきりの作品、というべきものは見当たりませんでしたが、
思いのほか佳作が多い印象でした。
そのせいもあってか、肩の力を抜いて、
気楽に楽しめたのでよかったと思います(^^)。
DSCF2642.jpg
つきあいで大阪市立美術館で開催中の、
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に行ってきました。

DSCF2645.jpg
ドレスデン国立古典絵画館所蔵の
フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」ほか約70点の絵画展です。

DSCF2652.jpg
目玉はやはりフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」です。
2017年に着手した修復作業を進めていくうちに、
40年以上前のX線調査で存在が判明していた、
背景の壁に塗り込められたキューピッドの画中画が、
フェルメール本人ではなく、その死後に塗り込められたことが判明しました。

DSCF2650.jpg
このため、復元作業では、
あわせて画中画を塗り込めた絵具層も取り除くことになり、
昨年9月に修復作業が完了しました。

ちなみに画像右側の表示の通り、
偏光パネルを用いて?1つ上の画像は画中画が塗り込められた状態、
直上の画像は復元作業が完了して画中画が顕わになった状態を表現しています。
なかなか凝ってますね(^^)。

絵画展の感想としては、
やはり「窓辺で手紙を読む女」でしょう。
ただ、専門的には、
画中画がフェルメール本人により塗り込められたものでないことが判明し、
復元作業で本来の姿を取り戻したことが最大のトピックなのでしょうが、
素人的にはちょっと見かたがちがいました。

フェルメールの絵は何枚か見ましたが、
どれもくすんだ色調で、
ラピスラズリを用いた、いわゆる”フェルメール・ブルー”と
構図のセンスが光る画家、
という印象でした。

もともと、今回の修復作業は、
本来絵具の劣化を防ぐためにコーティングしたニスが
黄色く変色して絵画本来の色調を損なっているため、
溶媒を用いて古いニス層を取り除き汚れを落とすものでした。

そのような修復作業の結果、
ニスによるくすみは取り払われ、
「窓辺で手紙を読む女」は本来の鮮やかで繊細な色調を取り戻しました。

これは、私にとって、フェルメールへの見かたを大きく変えさせるものでした。

当時のオランダ静物画の技術水準は、素人目に見ても、
頂点を極めたといっても過言ではないくらい卓越したもので、
写真と見紛うほどのものでした。
それは、現在でも、果物や花などを描いた作品における
みずみずしく鮮やかなリアリティ溢れる表現に見ることができます。

フェルメールも、当時のオランダ静物画の卓越した技術水準で
自らの作品を描いていたことが、
今回の修復で明らかになりました。
具体的には「窓辺で手紙を読む女」の下のほうの
果物のみずみずしい表現や掛け布団のテクスチャーにあらわれています。

残念なことに、その素晴らしさは、
本絵画展では全作品が撮影不可であったため、
画像でお伝えすることはできません。
上で画像をアップした会場のパネルなども、
それ自体が印刷物で、すでに作品本来の質感を失っていたため、
まったく参考にはなりません。

というわけで、
フェルメールの作品が本来持っている、
みずみずしい卓越した質感を確かめたい方は、
ぜひこの展覧会をご覧ください。

可能なら、フェルメールの他の作品についても、
「窓辺で手紙を読む女」と同じレベルでの
修復作業が施されることが望まれるところです。
DSCF2427.jpg
中之島美術館で開催中のモディリアーニ展につきあいで行ってきました。

DSCF2434.jpg
入ってすぐのところに、
「一部作品を除き撮影不可です。」みたいな表記がありました。
ちょっとだけ期待しながら回ります。

「これってモディリアーニ展だよね?
 その割に本人の作品が少ないような…(^^;。」
と思いながら最後のエリアに入ってみると、
これでもか、と言わんばかりのモディリアーニの作品の山!
構成にしてやられた、という感じです(^^)。

DSCF2429.jpg
”公約”(?)通り、撮影できる作品が2点ありました(^^)。
1点は、中之島美術館ご自慢(^^;の「髪をほどいた横たわる裸婦」です。

DSCF2432.jpg
もう1点は、グレタ・ガルボ・ファミリー・コレクション所蔵の「少女の肖像」。
ちなみに多くの絵画が飾ってあるグレタ・ガルボの部屋の写真の特大パネルも撮影可でした。
置いてあった作品リストには撮影可の表示はありませんでしたが、
リスト作成後にご厚意で撮影できることになったのでしょう(^^)。

個人的には、画像はありませんが、
かわいらしい「おさげ髪の少女」(名古屋市美術館所蔵)と、
キャンバスを通してモデルへの愛を感じる
「大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ」(個人蔵)が
気に入りました。

というわけで、構成の巧みさが
強く印象に残った美術展でした。
欲を言えば、ジャンヌがモデルの絵をもっと見たかったかな。
ま、でも、トータルでは、
十分満足のいく美術展でした(^^)。